マシューズのポートフォリオに新作を追加しました
今日は皆様にとっておきのご報告があります!
マシューズから新しいリザーブワイン、キュヴェが誕生しました。
過去10年にわたって、私たちはメルローのぶどう園で生育状況を慎重に評価し、メルローを主役にしたブレンドワイン作りのタイミングをずっと見計らっていました。
そしてほぼ完璧なヴィンテージワイン作りの条件が2018年に揃ったため、同年に製造に踏み切りようやく2021年2月20日に販売できることになりました。
仕上がったワインを見て、私たちの判断はとても賢明だったと自信がありますし、そのようなワインを皆様に届けられる日が来たことも、とてもワクワクしています。
現在愛されてるレフトバンクからインスパイアを受けているクラレット同様、キュヴェにも同様の情熱を注ぎました。
このキュヴェはライトバンクからインスパイアを受けています。
製造にあたり、マシューズが持ってる最高品質のカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、マルベック、ブチベルドー、メルロー、そして最高級の樽を使用しました。
そのため、キュヴェを飲んだ際には、以前製造したリザーブクラレットに通じるテクスチャー、重さ、複雑さ、飲んだ時の幸福感を感じていただけると思います。
これに加えて、ワシントン州とメルローの親和性が高く品質の良いものが生育しやすいのも最高傑作が産まれた理由の一つだと言えるでしょう。
ワイン生産者と評論家の両者は、メルローはワシントン州にぴったり合う品種だと口を揃えて言うほどです。
確かに世界的に見ても、テロワールが特定の品種に完全に適合するのは世界でもわずかなのです。
毎年クラレットのブレンドを作る際にはメルローを試飲していましたが、その味の深みにいつも驚かされていました。
このことを感じていたのは私たちだけではありませんでした。
州の最高のワインメーカーの1つであるベッツファミリーワイナリーのルイス・スキナーは、雑誌ワインアドボケイトのアンソニー・ミュラー(ここでは42:38)の最近のインタビューで次のようにコメントしました。「(略)ワシントン州のメルローは、カベルネ·ソーヴィニヨンの風味に劣らないインパクトを持っています。(略)メルロー収穫中の私たちはさあカベルネ・ソーヴィニヨンの収穫を頑張ろうか!とよく冗談を言うほどです。」
また評論家の方々もワシントン州産のメルローに注目しています。
ショーン・サリバンは、2020年の目標を「メルロー発掘の年にする」とFacebookで発表し丸1年をささげ達成しました。
マシューズキュヴェのリリースにより、ポートフォリオにはレフトバンク風、ライトバンク風をコンプリートとなります。
20年間、MatthewsClaretは私たちの代表的なワインでした。
私たちはこのワインを作るのが毎年楽しみで仕方ありませんでした。
そしてこのワインが皆様の食卓、そして評論家の方々にも愛してもらえて、私たちは感謝しています。
このように皆さまに愛好してもらえた理由は、ぶどう畑の管理と細心の注意を払った樽選びにあると考えています。
今回リリースするリザーブ・キュヴェはリザーブ・クラレットと同じように情熱と手間暇をかけ製造しています。
なので、私たちのリザーブ·クラレットを愛している皆さん、「カベルネ·ソーヴィニヨンのみを飲む」皆さんには必ず気に入っていただける自信があります。
なぜなら、上記で述べたようにテクスチャー、パッション、環境、持てる技術を注ぎ込んで産み出したワインだからです。